スキンケアを頑張っているのに悩みが尽きない・・そのケアってやりすぎかも?

・スキンケアを念入りにする人ほど要注意ですよ

肌荒れで最も多いのが「こすりすぎ」です。

肌をゴシゴシこすることは、バリアとして大切な役割を果たしている角質層を傷つけてしまい外からの刺激を受けやすくなってしまうからです。

こすったりたたいたりなど、肌を刺激するようなお手入れは、不必要であり避けるべきです。
それによって、化粧品の効果が良くなるわけではなく、その刺激で肌が若返ったりすることもありません。

化粧品の成分は、叩いたからといって肌に浸透するわけではありませんし、汚れや皮脂は、洗顔料の泡と接するだけで吸着されて浮き上がるので、指先で、ゴシゴシこすり落とすのは、肌をいじめるだけなのです。

とくに、湿った状態の肌は、角質が水を含んでふやけ、乾いている時より弱くなっているのでこすりすぎには、注意が必要です。

こすりすぎているかどうか、わかりやすい症状は「肌が赤くなる」という症状です。これは、肌に負担がかかっているという、皮膚からの警告です。
皮膚が異常を察知して赤くなるという、シグナルです。
この症状は、運動をして毛細血管が赤みを帯びるのとは、まったく違う症状なのです。
ゴシゴシこする、叩く、などのお手入れをしていた人は、肌を「ゼリー」だと思って優しく扱ってください。
濡れた肌はそのぐらいデリケートで、弱いものと思って接して下さいね。

・高機能化粧品の保湿しすぎは、毛穴トラブルのもと!?

美肌の条件としては、皮膚に適度な水分があることです。
適度な水分がある肌は、すべすべしてなめらかなだけでなく、強く丈夫なのです。
刺激を受けたときにバリア機能が働くため、抵抗力があり、少しのことでは肌荒れしたりしません。

十分に水分が保たれている皮膚は、ターンオーバーも順調になるため、シミやくすみもできにくく、まさに、美肌の絶対条件なのです。
そのため、スキンケアには「保湿」は重要なテーマになっています。

肌の保湿といえば、セラミド、スクワラン、コラーゲン、レシチン、ヒアルロン酸などの水分を抱え込む保湿効果の高い美容成分の化粧水や美容液、またはクリームなどを使用することで、肌の水分を高めようと、色々努力をしますよね。

こうしたスキンケア用品の使い過ぎは、毛穴にすんでいる「常在菌」のバランスを崩してしまう恐れがある事をご存知ですか。

顔の毛穴には、表皮ブドウ球菌、アクネ菌、真菌など、「常在菌」と呼ばれる菌たちがいます。この菌たちは、悪者のように思われがちですが、バランスさえ取れていれば肌の見方となってくれる頼もしい菌たちなのです。

「常在菌」は、皮脂などを栄養源にしているため、油分の多い化粧品や、皮脂に近い美容成分が肌に入ってくると、「常在菌」にとっては嬉しいごちそうになります。
そのため、どんどん増えていって、菌たちのバランスがくずれてしまい、赤みやニキビといったような、炎症を起こしやすい肌の環境をつくってしまうのです。

特に40歳を過ぎた女性は要注意です。
女性ホルモンが乱れ始め、肌のほてりに加え、肌トラブルを生じやすい年頃です。化粧品による赤みやかぶれなど、皮膚炎に悩む方は、軽い症状のものを含めると、とても多いのです。

・本来の肌が作る「天然のクリーム」が一番良い

「洗いすぎ」「保湿しすぎ」「手をかけすぎ」の肌のお手入れは、肌かえってを痛める結果になるということはわかっていただけたかと思います。

では、どうしたらいいのでしょうか。
まず、肌には「天然のクリーム」があることを知って下さい。
「天然のクリーム」の材料となるのは、汗と皮脂です。それを、「常在菌」たちが分解して賛成の排泄物を出します。これが、「天然のクリーム」の材料となるのです。
この「天然のクリーム」は、皮脂膜となり、肌の水分を保ってくれます。角質層も必要以上に剥がれるのを防ぎ、肌を美しく保ってくれているのです

バリア機能もあり、刺激など、さらには、暑さや寒さからも肌を守っています。また、顔を洗った後の、アルカリ性になった肌を弱酸性に戻す働きもしているのです。

自分の肌で作られる、100%「天然のクリーム」は、どんな高級なクリームよりも、あなたの肌に一番あった最高品質のものであることは間違いないのです。

ですので、この最高品質の「天然のクリーム」を残しておくことが重要なのです。そして、肌に余分なものを与えすぎないことが大切なのです。

・体の内側から肌を育てる

身体が水分不足で、脱水症状になると、肌の水分も不足して、汗がでなくなり、肌がカサカサしてきます。

脱水症状が軽いものであれば、水とナトリウム、ミネラルの入ったスポーツドリンクなどを飲めば、体に吸収されて、少しずつ回復しますね。
当たり前ですが、体を濡らしたりして、皮膚から水分を吸収して回復することはありえません。口から飲んで、補給するのが一番簡単で、早い方法なのです。

スキンケアも同じで、内側から満たす方法が、外側から与えるより、もっとも効果的です。なので、自分で、スキンケアをする場合は、バランスの良い食事を基本として、肌のために大切な栄養素を取るなど、内側からの「インナースキンケア」こそが究極のスキンケアのひとつになるのです。

肌にとって大切な栄養素は、たとえば、皮膚の健康と、若々しさを保つビタミンA、C、Eは必要不可欠です。

ビタミンAの中で、人参、パセリ、ほうれん草などの、緑黄色野菜に多く含まれるのは、カロテノイド一緒で、βカロテンといいます。
βカロテンを摂取すると、体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を強く丈夫にし、すぐれた抗酸化作用を発揮します。抗酸化作用とは、紫外線など、細胞を傷つける活性酸素を除去する働きがあり、体を若々しく保つためには、とても有効な栄養素なのです。

ビタミンC は、ブロッコリー、ピーマン、キウイ、イチゴなどに多く含まれています。ビタミンCは、コラーゲンの生成には必要不可欠で、メラニン色素が作られるのを防ぐ働きがあります。
ビタミンEは、植物油や、緑黄色野菜、魚介類に多く含まれ、末梢神経を広げ、血行をよくするので肌の新陳代謝を促します。どちらも抗酸化作用に優れています。

リコピンやアスタキサンチンなどの、カロテノイドは、ビタミンよりも、さらに抗酸化作用があります。リコピンは、トマトやスイカの赤い色素で、その抗酸化作用はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍にもなります。
アスタキサンチンは、鮭の身、カニやエビの甲羅を加熱したときの赤色素で、同じく高い抗酸化作用があります。

肉や大豆、魚に含まれるたんぱく質も、皮膚にとって良質な材料です。だからと言って、どれも極端に多く摂取するのはよくありません。
栄養バランスのよい食生活が一番だからです。そして、運動をして血行をよくすること、睡眠をしっかりとることも肌にとっては大切です。

健康で、つやつやの綺麗な肌になるには、表面的なお手入れからだけではつくることはできません。

身体の内側から肌のためのケア、「インナースキンケア」もとても重要なのです。

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