乾燥に負けない、うるおいのある健康な肌を維持する3つの機能とは?

・健康な肌を維持する3つの機能とは?

皮膚は表面の角質層が乾燥を防ぐ役割をはたしています。角質層がしっかりと、バリアでガードしてくれているので、内側の水分が失われるのを防いでいるのです。
角質層が整っていて、水分が保たれることで、健康でつややかな肌が保たれ、「体力のある肌」がつくられているのです。
そのため、保湿ケアは、ただ肌をふっくらさせて見た目をよくするだけでなく、肌の基礎体力を維持するうえで、とても大切なのです。健康な肌を維持するには、3つの機能がスムーズにはたらいていることが重要です。

① 生まれ変わる機能
肌の奥深くにある基底層では、日々新しい細胞が生まれて、表皮細胞とし成長していき、やがて角質化して剥がれ落ちるというサイクルを繰り返しています。このサイクルをターンオーバーといいます。ターンオーバーは平均すると約45日間です。このサイクルは年齢を重ねるにつれて長くなっていく傾向にあります。

② 肌を守る機能
からだにとって、肌は外の世界から異物やウイルスが入ったり、乾燥したりするのを防ぐガードマンのような役割です。
そのはたらきを担うのが角質層です。角質層はとても薄いのですが、角質細胞と細胞間脂質が、隙間なく詰まったシート状になっています。

③ めぐらせる機能
基底層の下にある真皮は、網の目のように血管がはりめぐらされています。この血管の大きなや役割は、皮膚を育む酸素と栄養を運ぶことです。
そして、二酸化炭素と老廃物を回収することです。

・乾燥肌とは?

健康な肌の角質層には、およそ20%の水分が含まれています。肌が健康な状態であれば外界と接しながらも、一定の水分量を保っているのですから、角質層の水分保持力は奇跡的といっていいかもせれません。
しかし、冬などの極端に乾燥する季節、湿度が50%以下になると、角質層の水分は奪われやすくなり、肌がカサつく、つっぱるなどの症状が現れます。このような時、角質層の水分量は10%以下になっていることもあります。また、洗顔やクレンジングによって皮脂を失ったときも、角質層の水分が蒸発しやすくなります。
角質層の水分が20%を下回った状態、つまり適度な水分を保てなくなった状態を乾燥肌といいます。

・肌はどうやってうるおいを保っている?本来持っている3つの美肌成分とは?

1、天然の保湿クリーム(肌表面)
皮脂と汗から生まれた天然の保湿クリームが「皮脂膜」となって、肌表面をおおいます。肌表面からの過剰な水分の蒸発を防いで、うるおいを保ってくれます。皮脂の主な成分は、トリグリセライド、脂肪酸、スクワラン、コレステロールなどです。

2、天然保湿因子(角質細胞内)
角質細胞内には、うるおいを保つ「天然保湿因子」という成分が存在します。天然保湿因子はアミノ酸、尿素、などの水溶性の成分で、強く、しなやかな角質層をつくる役目をはたしています。天然保湿因子を角質層に供給しているのが、フィラグリンというたんぱく質です。

3、細胞間脂質(角質細胞間)
角質細胞と角質細胞のすきまは、細胞間脂質で満たされています。細胞間脂質の主な成分は、セラミドです。セラミドは特有のラメラ構造(水-脂質-水-脂質-水-…と規則正しく交互してサンドイッチのような層になっている)の中に水分をはさみこんで強力にキープして、水分の蒸発を防ぐ、頑丈なバリア機能を発揮し、うるおいを保つはたらきがあります。
たとえ外気の湿度が低くても、うるおいが保たれるのは、セラミドが高い保水力を発揮しているからなのです。しかし、年齢を重ねていくにつれ、肌はセラミドをつくる力が弱くなってしまうのです。

このように、肌は本来持っている、3つのうるおい成分のおかげで、うるおいを保持しているのです。

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