美肌を保つにはストレスをためない事も大切。心と肌の関係とは?

・肌荒れは心のストレスが原因かも。

私たちの体は、心の状態と深くつながっています。
病気や体調の変化は、その人の精神状態、様々なストレスなどに関連して起こっている時があります。
なので、肌についても同じです。皮膚の病気や状態は、心の状態と連動していることがあるのです。
例えば、就職や進学、結婚、離婚などの環境が変わる節目に、肌トラブルを起こす人が多くみられるのはそのためです。

健やかに、美しい肌を保つためには、肌にどのようなお手入れをするか、だけではなく、日々、自分が何を食べ、どのぐらい眠り、体を動かしているか、そして、どんな思いをもって生活しているのか、それは怒りなのか、不安なのか、平安なのか、自分で見つめ返すことが大事なのです。
これらの、日々の積み重ねで、体は作られ、肌のコンディションに結びついています。

美しい肌になるためには、その肌の主であるあなたが、心身ともにのびのびと健康的に生活していることが、とても大切なのです。毎日、自分の肌に触れるたびに、このことを、思い出し、自分に問いかけていただけたらと思います。

・女性が男性よりも肌荒れを起こしやすいのは・・。

女性は男性よりも、肌荒れを起こしやすい傾向にあります。
過剰な、スキンケアによるものもありますが、もう一つの大きな理由は「女性ホルモンのバイオリズムの波」によるものです。
女性のからだは、出産という特別な機能があり、一生の中でいろいろなステージが段階的にプログラムされています。

10代後半から初潮がはじまり、生理がはじまります。そして、20~30代の妊娠・出産を経て、やがて40~50代で更年期を迎え、閉経へと向かいます。
このような変化のたびに、女性はホルモンバランスが目まぐるしく変わっていき、その変化に心とからだが追い付かないことがあります。そんな時に、体調や精神状態、肌のコンディションにも、影響が現れるのです。
その頻度と回数から、女性のからだに最も影響を与えるのは「月経」であり、女性特有の生理現象です。

女性のからだを支配しているのは、エストロゲンプロゲステロンという二つの女性ホルモンです。これらのホルモンの分泌量が増えたり、減ったりするのに合わせて月経が起こるのです。

エストロゲンは、女性らしい美しさをつくるホルモンです。女性らしい丸みのあるからだをつくり、潤いのある肌を育み、髪をつややかにしてくれます。
プロゲステロンは、母親になるためのホルモンです。妊娠に備えて、体温を上げ、皮脂の分泌やメラニン色素の生産を活発にし、からだを守るはたらきがあります。この二つのホルモンに合わせて、女性は体調や肌のコンディションも変わってくるのです。

・生理前は肌を安静にすることです。

生理がはじまる一週間前などは、肌は敏感になり、肌荒れを起こしやすくなります。
体の中は、プロゲステロンが少しずつ増えていき、分泌量が最も多くなる時期です。なので、皮膚は皮脂量を増やし、角質層を厚くしてバリアを高めようとする変化が起こります。生理前にニキビができやすくなるのは、このためです。体調も不安定になりがちで、むくんだり、イライラしたり、やたらと眠くなったり、お腹が張ったりするなどの不調を起こしやすくなります。

そして、生理がはじまると、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が減り、肌の調子や体調は不調のままです。
生理が終わると、急変して、肌は絶好調になっていきます。徐々にエストロゲンの分泌が活発になっていき、肌の潤いや透明感も増して、いっそう肌の調子がよくなっていくのです。

このように、生理による肌のコンディションの変化は個人差があります。目に見えて肌のコンディションが変わる人もいれば、ほとんど自覚症状のない人もいます。ホルモンの変化によって肌が影響を受けていることは、確かなことなので、生理前は、なるべく「肌の安静」を心がけて下さい。

一方、生理後は肌の状態が安定してくるので、新しい化粧品や、エステなどのスキンケアをするのには良い時期です。
月経の周期を知り、合わせたスキンケアができると、肌荒れを未然に防ぐことができて、肌にとっても、より快適な日々を過ごせるでしょう。

また、女性は40代後半から50代で更年期を迎えます。
女性のからだは、20代から30代でピークになり、徐々に卵巣機能が低下し、50代前後で閉経を迎えます。
閉経後、卵巣機能が徐々に衰え、閉経に向かっていく数年間を更年期といいます。卵巣機能が低下するとエストロゲンが減少していくので、40代ごろから、肌の体力は目に見えて衰退していきます。
エストロゲンは、骨量の維持を助け、コラーゲン合成を促進し、私たちが健康的に年を重ねることへの心強い味方です。閉経するということは、エストロゲンが減少して、老化を食い止めていた支えが、ガクッと外れてしまうことなのです。

更年期に起こる不調は自律神経失調のような兆候が出る事例が多く、ホットフラッシュのように顔がほてったり、寝汗をかくなどの症状が出ることもあります。顔がほてることで、かゆみが出たり、化粧品が合わなくなる等、様々な肌のよくない変化が起こることもあります。
このように、女性は、ホルモンバランスの影響を大きく受けるので、男性に比べて体調が不安定になり、それにともなって、肌荒れも起きやすくなるのです。

・ストレスを解消する事こそ、美肌の近道

心理面についても、女性と男性は心のメカニズムは違いがあります。
例えば、男性は悩み事や心配を抱えたとき、外に発散することで、解決を図ろうとしますが、女性の場合は、自分の中で、どう折り合いをつけるか考え、外に出さす抱え込んでしまう傾向があります。
こうした違いから、女性がパニック障害やうつ病などの心身症になってしまう確率が、男性の2倍ともいわれているのです。

女性のストレスの原因はさまざまで、年齢によっても違ってきます。
ストレスの原因になるのは、20~30代の女性では、仕事上の人間関係や友達、恋愛に関する悩みが一番多くなります。
そして、40代後半からは、自分の健康の悩み、親の介護の問題、子供の進路や、夫との関係など、様々な悩みがあります。妻、母親、嫁という立場ごとの役割が増えていくにつれて、心配事や悩みはどんどん増えていくという状況になってしまっているのです。
さらに、40代後半から50代にかけて、更年期を迎えることでホルモンバランスが変化し、肉体的にも精神的にもつらい時期に入ります。このような、心身の変化もあり、様々な原因によって、悩みがより複雑になってしまうこともあります。

ストレスの種は、私たちの身近に、たくさんあり、どうしても避けられないものも多くあります。そんな時、大切なのは「自分自身がその事にどう対処するか」ということです。
プラス思考になることはもちろんのこと、スポーツや自分の好きなことや趣味など、何でもいいのですが、何かに没頭して、楽しめる時間を持つことが大切です。それは、悩みにとらわれていた考えから離れて、視野を広げる効果があるからです。
毎日を、楽しくいきいきと生活していく心がけをすることで、素肌もよい方へと向かっていくはずなのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする